ハクション大魔王「煙突」の造形、ガレージキット化してみました。
完成:2025/2/6
原型・見本製作:hobi
ワンダーフェスティバル2025[冬]のタツノコプロとのコラボ企画「タツノコワンフェス」に参加しました。
超懐かしい幼少期の記憶がうっすらと蘇りつつの造形作業でした。
自分の中では、強く印象に残っていたのがオープニングのハクション大魔王がお風呂に入っているところで煙突ズンして天使の輪がクルクルしながら、幽体離脱していくシーンが思い浮かんだので立体化してみたけど、それだけではちょっと寂しかったので、ついでに、エンディングのアクビちゃん、魔法の壺、それからオジサンを煙突に乗せてキャラ集合させてみました。
それと、ベースの煙突部品には、天使の輪の星リングに予めLEDを埋め込み済の状態でキット化しました。
煙突部品は星リングパーツのみ3D出力品で、LED制御基板とボタン電池BOXも取付け済の半完成部品となっているので、付属のボタン電池を入れてスイッチONで星リングのLEDがクルクルと回るようになっています。
製作
原型製作
原型はエポキシパテで作ってみた。
一番最初は中に埋め込む芯を適当に作ってエポキシパテで包む感じで段々形にする。
小さいパーツも適当に丸めたり伸ばしたりしたパテが固まってから、削ったり磨いたりしてキャラのイラストを見ながら形を整えていく。
キットのベースは、煙突と屋根(土台)だけど、このパーツだけは3Dプリンタで出力したものにパテを盛って、柔らかいうちに、壁ドンした大魔王を押し付けて型取りして固まった状態ではみ出たパテを削り落して成形した。
煙突の裏面に星リングのLED制御基板とCR2032電池BOXの取付けスペースを確保。
電池交換はこの横の切欠き部分から行うようにする。
シリコン型製作
シリコン型製作はまず、粘土埋めをする為に部品の埋め込む向きや角度など配置を検討する。
色々と配置してみて、パーツの位置を変えたり、向きを変えたり、写真を撮ってスマホで写真を暫く眺めたり・・・という期間が結構あったりしていつもモタモタとする。
ちなみに、ベースの屋根、煙突の方に「それからオジサンカードスタンドマグネット」の原型も一緒に埋めて同時に複製してしまう。
それからオジサンマグネットの方は、4個複製品が取れたら、その4セットを別の一つの型を作り、1ショットで4セットずつ複製できるようにする。
5回流せば20セット取れるので楽になる。
かといって、じゃぁ最初から8セット分で一つの型を作ったら良いやん、という気もするけど、型がどでかくなると、型の取り扱いも重たくて大変だし、シリコンの量も沢山必要になる。まぁ、程々が良いかな。
真空型だけど、要するにもし常圧型だったとしても、ちゃんとレジンが流れて、泡が自然に上に上がってこれるような配置を模索する感じ。
あと、原型が出来たら全てパーツ毎の重さを測ってエクセル上でパーツの組合せでどの型がだいたい何gくらいになるのか、とか、パーツを入れ替えたら、何gになるのか。とかが分かるようにしている。
パテや出力品の素材と実際のレジンキャストでは比重も違うけど、目安としては粗方、その計算で合う。
なので、メインの湯路を挟んで左右の重さ(レジンの量)も大体把握している。
配置が決まったら、粘土埋めをして、シリコンを流す。
硬化したら、粘土を慎重に剥がして、シリコンバリアを塗ってから反面にシリコンを流す。
2面型が出来たら、レジンキャストを流して、パーツを複製する。
パーツの必要な所全てレジンがキッチリと詰まっていたらOK。エアが溜まっていたら、たまたまなのか、なんで気泡が上がらなかったのかをじっくり考えて、型修正をする。
型修正は湯路を増やしたり、エアポケットを広げたりをする。
その時の注意は無闇にナイフの刃を入れず、必要最小限でえぐるように刃を入れるようにする。
刃で型に切れ目が出来ると、離形する度に型が割けてきたり、必要な部分が千切れてしまいやすくなるので注意。
粘土埋めに慣れてきたら、大体1回で普通に抜けるようになる。
あとは、最近は互換ちゃんばを使って真空脱泡で複製をやっているけど、真空引きするタイミングなども少しコツがあったりするけど、型の大きさやパーツの大きさ、湯路の作り方などでさまざまに変わってくるので、1度目は自分の予測で真空かけてみて、出来た結果を見てタイミングを変えてみたりする。
粘土埋めが多少まずくても、大体2回目でその型の特性がつかめると思うので、3回目以降はほぼ失敗が無くなる。成功した時のタイミングや引く圧力、回数、などをメモしておくと、次のイベントで再販、という時も同じことをすれば良いので楽になる。













