Bottle Bug (KOL)ガレージキットを電飾製作

Bottle Bug(KOL)

Bottle Bug <KOL>ガレージキット

互換屋の電装野郎の組込み製作例として、N3DさんのオリジナルガレージキットBottle bug<KOL>を製作しました。

完成:2025/11/23
製作・塗装:hobi

モデラーズフェスティバル2025で同シリーズの<DUP>というロボットと同時に購入した物だけど、自分の中ではどちらかというと、この<KOL>の方を本命で購入。

N3Dボトルバグ<KOL>ガレージキット

このロボットはタミヤのエナメル塗料瓶を胴体に逆さまに取り付けるタイプ。
前回の<DUP>では、ボトルを使わない前提で少し改造したので、今回はちゃんとエナメル塗料瓶を使って製作しようと思っていたけど、どんな風に電飾しようか妄想しながらN3Dさんの公式サイトの説明を読んでみたら、

※本家商品説明文から抜粋—
「BBボトルバグとは未知の生態系で謎に包まれた地球外機械生命体。さまざまなボトルを発見し、エネルギーを蓄えるその特異な行動は、観察者の好奇心を掻き立てます!」

と説明されていた。ロボットちゃうやん。。。生命体という設定なのね。。。
という事で、何となく思いついたのは「心臓の鼓動」を表現してみようという所。

以前、何かの模型用に使おうと思って透明レジンで3D出力していた立体ハートで丁度良いのがあるのを思い出したので、それを心臓に見立てて、RGBでグラデーション点灯させて鼓動表現する事にした。

RGBグラデーションは要するに、RGBのLEDをグラデーション的に色んな色で光らせるのだけど、もう一つの製作テーマが「電装野郎」を使っての電飾模型なので、電装野郎でRGB点灯を出来るようにしないといけないけど、現在の電装野郎の点灯パターンラインナップにRGB点灯が出来る物が無い。
そこで、お試しサンプルという事でRGB点灯させられるものを作った。
ニーズがありそうであれば、RGBパターンもラインナップすれば良いかな?ということで。

電装野郎で使用しているマイコンはTiny10なのだけど、PWMが2系統しか出力できないので、
port1=赤をPWM1でフェードON/OFF
port2=緑をPWM2でフェードON/OFF
port3=青は単にport1と2に被るようにON/OFF
を繰り反す事で、赤、緑、青がそれぞれ時々混ざる感じに出力させる。

要するに、疑似的なRGBのグラデーションという感じ。

今回使用するRGBのLEDは通常のゲーミングLEDっぽいことはしないので、シリアル通信無しの単純なRGB3個入りタイプのLEDを使用したのだけど、持っていたRGBの面実装LEDは全てがアノードコモンタイプだったので、電装野郎のカソードコモン方式の出力ではそのまま使えないので、少し異なった接続方法で作った。

今更気が付いたのだけど、SMDタイプのRGB LEDでカソードコモンになってる部品ってほとんど見かけないな。。。ってこと。逆にリードタイプはカソードコモンの方が種類が豊富にある事に気が付いた。

電装野郎でRGBパターンを販売する場合、サンプル的にカソードコモンSMD RGBも付属した方が良いかもな、とか思いながら工作を進めた。

外観のプチ改造など

脚の改造

ちょっとだけでも「動き」がイメージできるような雰囲気を出したかったので、脚を1本だけカットして伸ばして岩に足を掛けている感じに角度を変えて再接着してタミヤのエポキシパテでちょっとだけ修正した。

ボトルバグ<KOL>脚改造1 ボトルバグ<KOL>脚改造2 ボトルバグ<KOL>脚改造3

デティールアップ

少しだけディティールアップもしてみる事にした。

KOLのディテールアップハッチとタラップハシゴ増設 KOLのディテールアップハッチとタラップハシゴ増設 KOLのディテールアップハッチとタラップハシゴ増設

ハッチっぽいものを付けたり、タラップっぽいハシゴを真鍮製で作ってみたり、通信アンテナっぽいのを側面につけたりした。

電飾工作

電池BOXの配置加工

電池ボックス取付け電池着脱スリット加工 電池ボックス取付け電池着脱スリット加工

違和感が無い電池BOXの取付け位置はここしかなかった。
このヘッドパーツと電池BOXとエナメル塗料瓶は、両面テープでガッチリ固定してしまう予定だけど、キットのままの形状だと電池交換が出来なくなるので、電池を着脱できるようにヘッドパーツの横に大きな開口スリットを設けた。
埋め込んだLEDや電源のケーブルなどは、キットパーツの裏側にリューターやタガネでスジボリしてその溝に配線を埋めつつ、外部への取出しは外径φ1.0、内径0.6mmの真鍮パイプを数か所に付けてそこから外側に配線を出す。

電池BOXは、このスリット加工だけでは、完成後に電池を引っ張り出せないので、反対側には電池を押し出せるように爪楊枝を突っ込める穴を開けておいた。爪楊枝で電池を押し出す感じ。

KOLのディテールアップ通信アンテナ増設

スイッチ操作をする為に、頭部の後ろパーツは着脱できるように、ネオジム磁石を埋め込んでおく事にした。

KOL頭部パーツ後ろネオジム磁石埋め込み加工 KOL頭部パーツ前ネオジム磁石埋め込み加工

このネオジム工作をしている最中に、この後部パーツのスリットデザインが気になって気になって、ココも光らせることにした。

この後ろパーツは着脱前提にするので、配線などが付いていると取付ける時にその配線を押し込むとか、差し込むとか、断線したりと、イチイチ面倒になりそうなことが想像出来たので、ココはエナメル塗料瓶の中で光らせる事にした。

電飾パターン

今回は、下記の電飾パターンでまとめてみた。

(瓶の中で光らせる)
1.心臓(3D出力ハート)・・・・・・RGB×1個/(RGB※新規パターン)
2.背面スリット・・・・・・エメラルドグリーン×6個/DY12(6連中速)
3.瓶底・・・・・・白×2個/DY7(故障蛍光灯)

電装野郎はRGBパターンとDY12の2枚を基板背面合わせ(両面テープ)して瓶の中に仕込む。


(外装)
4.ヘッドカメラ・・・・・・アイスブルー×1個常時点灯、エメラルドグリーン×1個/モールス、赤×1個/モールス
5.ボディフロント・・・・・・ブルー×1個/フェード、ウォームホワイト×1個/モールス、ピンク×1個/モールス

電装野郎基板は、DY7故障蛍光灯とDY8フェードリレーとDY10モールスの3個を、エナメル塗料瓶の左右と背面の表側にむき出しで1個ずつ貼付け。

エナメル塗料瓶の中に基板とLEDを仕込むのだけど、当然ながら瓶の中で半田付けというのは簡単ではない。てか、出来ない。。。そこで、全部の部品が瓶の口から入るサイズなのを確認して、粗方、外で作ってしまう。

KOLのボトル電飾加工2 KOLのボトル電飾加工3 KOLのボトル電飾加工

こんな感じで、瓶の中に収めたい基板とLEDを配線してしまう。
ハートの中には1.0×1.0mmのRGB LEDを埋め込んで、光りを拡散させる為にラッカー白をエアブラシ塗装。
ココは基板自体にも各Portに1608サイズのLEDをprot1赤/prot2緑/prot3青を実装している。

基板の裏は、6連中速タイプのDY12を両面テープで背中合わせに貼り付けている。
6連のLEDは1608サイズのエメラルドグリーン発行面を外装パーツのスリット長に合わせた0.5mm白プラバンの上に等間隔で並べて瞬着後にUVレジンでモールド。

このLEDを並べた0.5mm白プラバンに両面テープを貼り付けておき、瓶の中で剥離紙を剥がして瓶の内側に貼り付ける。貼り付ける位置は、外装をエナメル瓶の所定の位置に取付けた後、表側からマジックでスリットの位置を書いておいたので、その印の位置に両面テープで貼り付けるだけ。マジックの位置決めマーキングは後からアルコールとかで拭き取って消す。

瓶の中には、この基板に供給する電源のプラスとマイナスだけが外から入れば良いので、針金(めっき線)でプラスとマイナスを入力する端子代わりとなるものを半田付けしておく。
イメージは、瓶の中で基板が宙に浮いているように見えたら良いな・・・的な感じで、この針金が基板を保持する柱の役割もする。

プラス側をグルグル巻きにして、マイナス側を矩形波みたいな形状にしているのは、作ってる最中に何となくスチームパンクっぽい感じが出せるかもしれん・・・と思ったので、デザイン的に適当にそうしただけ。

結果的にはあんまり外から見ても見えない感じになってしまったけど。

KOLのボトル電飾加工6

基板を瓶の中に仕込んだ後、適当に歯車パーツっぽいものを基板上に接着してみたら面白いかもな。
とか思いついたので、最後にはそんな感じになった。
外で幾つかの歯車っぽい廃材を瞬着でくっ付けて、プラ棒で軸を作って瓶の中に入れた後、瞬着で基板に接着した。
この作業で結構気にしながらやったのは、瓶の中で瞬着を使うと瓶の内側が白化するかもしれない点。
瞬着を流した後、直ぐに瓶の中に効果促進剤を1滴垂らすというのでくっ付けてみた。固定出来たあと外れないように
エポキシ接着剤をちょっとだけ爪楊枝で塗っておいた。

KOLのボトル電飾加工4 KOLのボトル電飾加工5

KOLのボトル電飾加工6

エナメル塗料瓶の中に電源を入れる為にフタには穴を明けて、めっき線のプラスとマイナスが接触するとショートしてしまうとダメなので、接触しないようにタミヤエポキシパテで瓶の淵に固定してしまう。

あとは、外の電池BOXからプラスとマイナスをココまで引っ張ってくれば良いだけ。
この時点での点灯テストで、6連エメラルドグリーンとハートRGB、RGB用基板に直実装の3個のLEDが正しく点灯するか動作確認。

KOLの外装ヘッド周り電池着脱加工2 KOLの外装ヘッド周り電池着脱加工

電池を取り出すスリット加工と反対側には爪楊枝で電池を押し出す用の穴加工を実際にエナメル塗料瓶を付けた状態で電池着脱のテスト。
エナメル塗料瓶の左右面にモースル基板とフェード基板を両面テープ貼付け。

KOLの外装ヘッド周り電池着脱加工3

エナメル塗料瓶の背面には故障蛍光灯基板を両面テープ貼付け。
写真のマジック印が、瓶内部に貼り付けたエメラルドグリーン6連LEDの取付け位置の印。(ヘッドカバー後ろの開口スリット位置の印)

エナメル塗料瓶の外面貼付けの電装野郎基板の配線は、まず、電源ラインのプラスとマイナスをどう取り回すかイメージして、今回は、基板を外装むき出しに配置するイメージだったので、ちょっと危ないかもしれないとは思ったけど、電源ラインもメッキ線でむき出しにしてしまう事にした。

ボトルバグ<KOL>電飾基板貼付け ボトルバグ<KOL>電飾電源ライン加工

めっき線で3つのDY基板のプラスとマイナスそれぞれを橋渡しするように空中配線する。
このプラスとマイナスが接触すると電源ショートになるので、手で持った時に曲がってへこんだり、ぶらぶらにならないように瓶の角部分で押す方向を突っ張れるような形状に曲げを入れて取付けたので結構頑丈になった。

このプラスとマイナスの電源ラインに、ヘッド側に内蔵する電池BOXのプラスとマイナスを接続すれば全てのLED基板に電源を供給する事が出来るようになる。

ヘッド周り、腰下周りに埋め込んだ各LEDはそれぞれ動かしたいパターンの基板の各portに接続すれば良い。

その他の工作

使用LED標本

今回は、ヘッドパーツ全面のレンズ造形部分に3個LEDを仕込んでいるけど、そのうち赤とエメラルドグリーンのLEDは1005サイズ(1.0×0.5mm)よりも小さい0603サイズ(0.6×0.3mm)というLEDを使った。

このサイズのLEDは互換屋では販売していないけど、イベントの展示卓ではLEDの大きさなどもよく聞かれるので、ヘッドの後ろパーツにこのキット製作で使用したLEDの種類を現物確認してもらえるように、現物を標本的にそれぞれ表と裏で並べて埋めてみた。

KOL頭部パーツ後ろ使用LED埋め込み N3D-Bottle bug(KOL)完成仕様LEDラインナップ

左から順に
0603(0.6×0.3mm)LED表(発行面)
0603(0.6×0.3mm)LED裏(半田面)
1005(1.0×0.5mm)LED表(発行面)
1005(1.0×0.5mm)LED裏(半田面)
1608(1.6×0.8mm)LED表(発行面)※横向きに配置
1608(1.6×0.8mm)LED裏(半田面)※横向きに配置
1010(1.0×1.0mm)RGB表(発行面)
1010(1.0×1.0mm)RGB裏(半田面)
という風にLED部品を並べて、瞬着後、透明UVレジンで封入して磨き。

デカールチューン

チューンというか・・・このガレキを購入したモデラーズフェスティバル2025で貰ったデカールを使ってみた。

貰ったデカールはこんなやつ。

モデラーズフェスティバル2025デカール

これ貰った時、互換屋のロゴマーク入ってるやん!と、ちょっと嬉しく思った反面、コレってロゴ版下とか提供してないんだけど・・・どこからデータ持ってきたんやろ?と思ったり。
出店企業に記念的に無料配布してるのならまぁいっか、と思ってたら、後で聞いたのだけど、このデカール一般販売していたらしいw
一応、互換屋ロゴマークも登録商標なんだけど、うちはまぁ今回OKなので、あまり深い所には触れんとこ(笑

で、実際にこのガレージキットを製作した際に使用した材料や道具など、日頃から模型製作などで個人的にお世話になってるメーカーさんのデカールを使用してデカールチューンしてみる事にした。
画像の「実行委員会」をカットしているのは、このデカールがどんな感じのデカールなのか分からなかったので、テストの為にこの部分を使用して試してみた、というだけで、何か特別な意図があるわけでは無い(笑

今回のキット製作で使用した道具でロゴデカールがある物は、まずは、何と言ってもこのガレージキットメーカーのN3Dさんのロゴデカールを使用しない訳にはいかんやろw

塗装や磨きリューター作業などは互換ブースで作業しているので互換屋ロゴデカールを使用。

アイガーツールさんのロゴデカールを使用。
ちょくちょく使ってる道具は「超うす研磨マルチディスク」
ガレージキットやプラモなどでリューター研磨作業の際、狭い部分を磨いたりする時には日頃から良く使ってる便利道具だね。
EIGER-TOOL超うす研磨マルチディスク
こまつ模型さんのロゴデカールを使用。
ガレージキット製作でもめっちゃ使ってるのが、「(竹製)刺すだけ塗装スティック」って道具。
重たいレジンパーツでもしっかり保持してくれるので何気に使い勝手が良い。至極単純なものだけど発想が良いよね、初めて使った時は少し頷いてしまったw

もう一つは、高粘性マスカーゾルというマスキングゾル。
これもガレキやプラモ製作でたまに使う。ゴム系?は塗った後にカットできないけど、電飾の時など丸ごとマスキングしたい時や点付けでマスクしたい時には使う。
こまつ模型(竹製)刺すだけ塗装スティック こまつ模型高粘性マスカーゾル

あとは、Owletさんのロゴデカールを使用。
初めて使ったのだけど、簡単にメッキ塗装が出来るというOwletさんの虎徹印のマ―カーペンというやつ。
Owletさんは以前からピカエースなどイベントでお会いする度に色々とお世話になっている。
今回はシルバーで部分的に鏡面メッキっぽくしたかったので、これでやってみた。

ちなみに、このマ―カーペンタイプの物は、立てて保管したらダメだそうで「必ず横向きで保管してください。」
と教えて頂いた。今までペイントマーカーなど直ぐダメになってたのはそれでかーと思ったけど、なんでそうなのかという理由を聞くのを忘れてたので今度機会があったら聞いてみよう。

Owlet虎徹印マーカーペン

今回塗装する場所に対しては、ペン先が太かったので、調色皿に多めに出しておいて、筆で塗ってみたけどちゃんとメッキになった。でも、ちょっと良く分らないのが、どの程度乾燥に時間がかかるのかな?結構いつまで経ってもベタベタしてる感じで、クリアーを吹くと、まぁまぁ鏡面のにはなるけど、直塗りよりは曇る感じ?
その辺りも、また機会があったら聞いてみよう。

という事で、ヘッドパーツの全面にガッツリと並べて貼った。あと、記念にモデフェス2025のデカールも1つ使った。
その他デカールは、適当に何かのプラモで余ってたヤツなどを適当に貼った。

モデラーズフェスティバル2025デカール

粗方出来上がってきたところで、机の上に転がってたNゲージ用のフィギュアが目に飛び込んできたので何気に付けてみたらその瞬間、おおっ!急激に全体が1/150スケールになったやないw

全体塗装は色々と悩んでたけど、これも以前、4号戦車を作った時に使用したカラーで机の上にあったタミヤラッカーで、全く同じに感じに迷彩塗装で良いやん!的な軽いノリで塗った。その後、ゴソゴソと見よう見まねでウェザリングして。。。

たまにはこういうガレキも楽しいね。連続2個はちょっと満腹気味だけど積まずに済んだので良しとするw

完成

N3D-Bottle bug(KOL)完成1 N3D-Bottle bug(KOL)完成2 N3D-Bottle bug(KOL)完成3 N3D-Bottle bug(KOL)完成4 N3D-Bottle bug(KOL)完成5 N3D-Bottle bug(KOL)完成6 N3D-Bottle bug(KOL)完成8 N3D-Bottle bug(KOL)完成7 N3D-Bottle bug(KOL)完成9 N3D-Bottle bug(KOL)完成10 N3D-Bottle bug(KOL)完成11 N3D-Bottle bug(KOL)完成12 N3D-Bottle bug(KOL)完成14 N3D-Bottle bug(KOL)完成13 N3D-Bottle bug(KOL)完成16 N3D-Bottle bug(KOL)完成15

N3D-Bottle bug<KOL>完成11 N3D-Bottle bug<KOL>完成13

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