フジミ1/72陸上自衛隊軽装甲機動車のキットでジオラマ製作しました。
完成:2025/4/30
製作:hobi
互換屋の小型LED制御基板、電装野郎の作品例として製作しました。
静岡ホビーショーにフジミ模型さんが出展されるというのを聞き、積みプラを眺めていたら目に留まったキットが「1/72陸上自衛隊軽装甲機動車」だった。
このキットは、確か、江津ホビー祭りにお邪魔した際に購入したキット。
ずっと積みっぱなしだったのをココにきて作るとはw
製作
キットの箱絵などを眺めながら妄想してた脳内イメージは・・・
自衛隊車両なんだけど、とある山林地帯で架空の敵から集中砲火を受け被弾しながらの銃撃戦の中、反撃しながら、びちゃびちゃズルズルな路面をカウンタードリフトしながら泥しぶきを上げながら走り抜けていってるシーンを見て「自衛隊も撃つ時は撃つんだな」と呟いてる。そんなワンカット。
車両プチ改造
全速でカウンタードリフトしてるので、まずはサスの沈み具合、伸び具合を左右で変更してみる事にした。
少し極端気味に長さを変えるのに片方を短くして片方を延ばす。
スイングアームも切り離して角度を付け直す。
フロント側も同様にプチ改造。
仮組して確認してみる。
右側サスが伸びてて、左側サスが沈んでる感じで、フロント側が沈んでて、リア側が少し伸びてる感じ。
まぁ、そんな感じ。フロントはカウンターを当ててハンドル切ってるように後から角度を変えて付け直す。
ざっくりシャーシ改造はこんな感じ。
電飾
電飾は、
・ヘッドライト(1005白2個):常時点灯
・テールランプ(1005赤2個):常時点灯
・ブレーキランプ(1005赤2個):時々点滅※電装野郎のDY-10モールスを使って、たまにブレーキっぽくする。
・ハザード(1005オレンジ前、前両サイド、後の6個):電装野郎DY-9ハザード
・天井機銃と後部座席機銃(1005ウォームホワイト2個):電装野郎DY-3マズルフラッシュ
・車両右側面+天井銃座銃撃被弾(1005ウォームホワイト7個):電装野郎DY-4パト救急、DY-6スラスタ
というのが今回の主な実装課題。
電飾工作
テールは、テールランプを常時赤点灯で時々ブレーキで赤追加点灯させるので、左右それぞれに赤2個とウインカーのオレンジ1個を埋め込む。
リアボディの裏面に、ユニバーサル基板を2枚貼り付けて、ここでフロントヘッド周り、車両サイド、テール周りの電源/GND/信号ラインの配線を中継する。
ヘッドライトは白常時点灯とウインカーのオレンジを各1個取り付ける。
画像のように瞬着でLED固定して点灯させてみたら、予測通り、オレンジを点けるとヘッドライト側にもオレンジの光が漏れ出てきたので、この透明パーツは分離する。
オレンジと白がちゃんと分離されて光るのでOK
銃座にはLED2個を接着し、裏側の部品にUVレジンを盛って固める。
基板配置・配線
基板は今回、
・マズルフラッシュ:1個(シート下に実装)
・パト救急:1個(トランク荷台に実装)
・スラスター:1個(トランク荷台に実装)
・ハザード:1個(木製台座に実装)
・モールス:1個(木製台座に実装)
を仕込むのだけど、流石に1/72の車内に全てを組み込むことは出来ないので、ハザードとモールスの2つを台座側に持ってきて、マズルフラッシュ、パト救急、スラスターの3つを車内に取付ける事にした。
マズルフラッシュは、天井の機銃と、後部座席の隊員が持っている銃の先端をランダムにマズルフラッシュで光らせる為の物。
ちなみにグレーの方がキットに付属している機銃で緑の方は、アオシマの1/72「陸上自衛隊3 1/2tトラック装甲強化型(隊員6体セット)」に付属しているものを流用。
銃身をφ0.6mm内径0.4mmの真鍮パイプに置き換えて、ピンバイスで銃に少しだけ穴開けて配線を通している。銃身の先端に1005LEDウォームホワイトを接着。
マズルフラッシュ基板をシート下に配置
この位置に配線した後、両面テープで取り付け、シートをかぶせるのだけど、キットのままではスペースが確保できないので、シート側をガッツリ削り落とす。
問題なく嵌る事と各銃からの配線経路を確認しておく。
隊員の搭乗
フジミのキットにはフィギュアはついていないので、アオシマの1/72「陸上自衛隊3 1/2tトラック装甲強化型(隊員6体セット)」に付属しているものを、ドライバー含め隊員3名ほど応援しに来てもらった。
ほぼ見えなくなる所だけど、隊員のポーズも少しだけ変更。
隊員は個別の塗装を終わらせておき、最後組み立てる時にドライバーと後部座席隊員の2名を載せて、ボディを被せた後。天井の穴から機銃の隊員を載せる。
後部座席の銃は配線だけ済ませて置きボディの窓からケーブル毎一旦外に出しておき、ボディを取付けた後、最後に窓の外から取付ける。
前輪の角度変更
前輪はカウンターを当てた感じのジオラマにするので、キツメに角度を付けてアクスルシャフトをプラ棒で作り直した。
配線
今回の配線は大まかに、「フロント周り」「リア周り」「側面被弾周り」の3系統にLED実装が集中するのだけど、LEDの数が
「フロント周り」ヘッドライト2個、ハザード4個
「リア周り」テールランプ2個、ブレーキランプ2個、ハザード2個
「側面被弾周り」被弾7個、銃2個
の合計21個になるので、各LEDから出てくる線は42本になる。この42本全てを模型内部で取り回すとなるとかなり各部品の取扱いが大変になるので、各パーツ間から出てくる線を少なくして、各パーツ間を接続半田付けする数を減らすようにする。
どうやるかというと、ユニバーサル基板上で、電源の+だけ、GNDの-だけ、でまとめると基本的に沢山のLEDであっても、電源とGNDの2本だけになる。
ただ、どうしてもまとめられないのは動きがあるLEDだけど、同じタイミングで点灯させるLEDはまとめれば良い。
例えば、ハザードのオレンジLEDは同じタイミングで点滅するので、極端には6個全てのプラス/マイナスを共通にしておけば、6個のLEDで引っ張り回す線は2本だけで良いことになる。
そのようにして、極力配線の数を減らし、簡単化していくのもコツの一つかもしれない。
ただし、電源やGNDをまとめる時には電流容量に注意しないといけない。
例えばハザードのオレンジLED1個に2mAの電流を流す場合、6個束ねると、その電源とGNDの線には、12mA、要するに6倍の電流が流れる事になるので、例えば線1本に流せる電流が10mAの線を使っていた場合、その線に12mAの電流を流すと、線が燃える。という事になる。なので、まとめた場合はそのまとめた先の線は太い線にしておく必要がある。
電飾で注意する所は主にそういう所。
LED1個で2mAとか言うレベルの場合、PU線φ0.1mmの電流容量はだいたい、60~100mA程度は流せるので、LEDの10個20個位は特に気にすることも無いと思うけど、電線は許容電流値に近くなると線自体が発熱してくるので、例えばUVレジンなどで埋め込んで密閉してしまうような場合には、余裕度を持たせた使い方をしておくのが良い。
線自体が常に空気対流するような場所に位置して、放熱飽和出来ている状態とそうでない状態とで、組付け方を考慮するのが良い。
余談になるけど、別記事でガレージキットにRGBのLEDを100個以上埋め込んだりしている物もあるけど、その辺りは実際にかなり検討している。
特にRGBは1チップ内に赤緑青の3色のLEDが実装されていて、LEDが全開点灯している時が「白」で一番電流を食う。つまり色によって消費している電流が常に変化している点に注意が必要。
例えば赤2mA/緑2mA/青2mAの場合、白で点けた時は6mAなので、それが100個となると、600mAの電流が電源ラインに流れるという事になるので、φ0.1mmやφ0.2mmのような細い線だと燃える、溶ける。
溶けるというのはエナメルやポリウレタンの被覆が溶ける。という事で、溶けるとどうなるかというと、電源のプラスとマイナスが直接接触してショート状態となる。5Vの電源だった場合、ショートさせると単純に5Aの電流が流れる。
アダプタの場合、ほぼ過電流保護が働いてアダプタの出力が止まる。リチウムボタン電池の場合、最悪破裂。リチウムポリマー電池(モバイルバッテリーなど)の場合、最悪火柱からの火事。という感じ。
趣味の1/72スケールのプラモデル工作で家が燃たら笑えない(笑
なので電流容量には十分に気を付けた方が良い。
フロント周り/リア周り
フロント周りはボンネット裏にユニバーサル基板を両面テープで貼り付けて、
・ヘッドライト(白)電源
・全てのGND(マイナス)
・ハザード(オレンジ)の電源
の3本に集約してリア側に配線してく。
リア周りは、リアハッチ裏にユニバーサル基板を両面テープで貼り付けて、
・テール(赤)の電源
・全てのGND(マイナス)
・ハザード(オレンジ)の電源
・モールス(赤)の電源
の4本に集約して、フロントから来る電源、GND、ハザードはリア側のユニバーサル基板上で共通化の接続をする。
ボディ側面被弾周り
ボディ側面の被弾演出は、ボディ側面の適当な位置にピンバイスでφ0.3mmの穴を開け、ボディ内側からその穴中心に1.0×0.5mmのLEDを少しだけ埋められる穴をタガネで彫っておく。
また、その穴に埋めたLEDからの配線を、最終的なボディ組付けの際、パーツ干渉などで配線を断線させないように、配線ルートを決めて、ケーブルを埋め込む溝を彫っておく。
LEDを瞬着で固定後、ほんの少しだけUVレジンで固める。(外れない程度の補強)
LED取付け後は、表側の0.3m穴に針などでUV透明レジンを流して穴を埋め固める。
固めた後は表面をペーパー掛けするのだけど、表面処理してしまうと塗装後にどこが光るか分かりにくくなるので、再度ピンバイスで傷を付けておく(被弾痕)。塗装後の最後の最後にデザインナイフなどでほんの少しだけ塗膜を剥がす要領で光らせる。
このキットのボディは組付けるのに結構コツがいるというか、結構キチキチにハメ込む感じなので組立の際に線を切ってしまわないように事前準備。
最終的に車両から出てくる全ての配線は、左後輪のサスペンション付近から木製のベースに落していく。
塗装
ある程度、LEDの組込みと配線ルート、パーツ間の接続、部品の組立てタイミングと組立て順が決まったら、パーツ毎の塗装をする。
いつも通り、
1.プライマー
↓
2.遮光ブラック
↓
3.クリア閉じ
↓
4.本塗装
↓
5.つや消しクリア
↓
6.小物塗装
↓
7.ウェザリング
というような流れ。
マスキング
電飾で光らせる透明部分などをマスキングする。今回は手元にあったマスカーゾルというものを使ってみた。
遮光ブラック塗装
遮光ブラックは意図しない箇所から光が漏れないように丁寧に光をマスクしていく。
本塗装
ベース製作
木製ベース加工
木製ベースはいつも通り、無垢材にオイルステン→ニスを塗った物を使う。
塗装後に穴あけ加工を行うのだけど、色々な穴位置などを立体的に把握できるようにマスキングテープで印をつけてから穴あけしている。
照光スイッチとDCジャックの穴はφ12mm。
底面には基板を収めるスペースやスイッチ、DCジャックが干渉しないスペースを確保できる大きさだけ穴を繋ぐように開けていく。ちゃんとしたボール盤などが無いので、電動ドリルでガシガシと開けていく。
スイッチ周りの配線準備
ハザードとモールスの基板を台座内に設置。一応、CR2032電池でも動くように電池BOXも設置。
電装野郎基板を電池BOX基板の背面に両面テープで取り付けておく。
今回、ハザードも付けられるようにしているけど、ハザードだけ消せるように、ハザードだけのスイッチと、それ以外のスイッチとの2つを配線した。
ジオラマ製作
木製台座製作と並行作業で木製台座に載せるジオラマベースも製作した。
リキテックスのスーパーヘビージェルメディウムをキッチンペーパーの上に適当にペタペタ塗って、固まりかけたら角が出るようにまたペタペタやって、固まったヤツを剥がしてパーツを作っておく。
いつもこのやり方だけど、1.5~1.7mm位のプラバンを切って、その上に今度はモデリングペーストを塗って地面を作っていく。
ざっくり地面が出来たら、模型を載せる位置を決めて、配線を通す穴を開ける。今回はφ2.0mm位の大きな穴を開けて、配線を通した後に不自然な穴は後からモデリングペーストなどで埋める方法で進めた。
地面を塗装したら、配線を通して模型を台座にエポキシ系接着剤でガチガチにくっ付ける。
本当は地面のウェット感や水しぶきなどもほぼ全て作り込んでから模型を付けた方が良いのだろうけど、ちょっと時間が間に合わなさそうになってきたので、地面は後から作り込んでいく事にして、とりあえず完成の目途を付ける事にして先に車両をくっ付けてしまった。
この状態で、車両側から台座の下に落してきた配線と台座側のスイッチや電源、基板諸々を全て接続して実際にアダプタをDCジャックに接続し、スイッチを入れてみて正しく点灯するか確認する。
仕上げ
ジオラマの仕上げや隊員の腕接着、塗装など、細かい所を作り込んでいく。
地面には更にモデリングペーストなどを塗って地面を作っていき、先に作っておいた水しぶき表現用のジェルメディウムパーツを貼り付けていく。
隊員の塗装は筆塗り。塗り終わったらサイドのハッチも取り付ける。
窓ガラスや車両左側ボディにも被弾痕を付けたりしていく。
一応ウォッシングやってみたり、錆びとか、適当にウェザリングやったりして、しばらく遊ぶんだけど・・・この辺はかなり楽しい作業だけど、何を目指しているのか、よく意味わからんようになってくる所がいつも苦痛。ウェザリング、ムズいよな(笑
これ地面の泥とか固まるのに結構時間かかるのもあったりで、タイヤの汚れ感とかがまだ出来てないんだけど、一旦ここで終了。












































































































